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行く春大和 2002年(H14年) 116.7×161.7 cm

.美術館スタッフによる作品解説第1部『日本の四季』vol.4.日本の四季をテーマにした解説ですが今回で最後になります後藤先生を代表するテーマの1つである桜今の時期にもぴったりな春の絵をご紹介致します...行く春大和2002年(H14年) 116.7×161.7 cm...美術館スタッフN🦜今回紹介する春の作品は先日官邸に展示された「行く春大和」になります。こちらの作品は先生が理想のお寺として描いたものですが、右手前の大きな枝垂れ桜が目に飛び込んでくる作品です。でも、よく見ると左手前から奥に向かってあぜ道のようなものがあります。.後藤先生の作品では道が描かれているものがいくつかあり、個人的に「道シリーズ」と感じております。 「道」というものを考えると人生や生き方の表現にもなっています。東山魁夷先生の代表作にも「道」という生き方を考えさせられる作品があります。 この作品での「道」を考えるなら皆さんはどう捉えられるでしょうか?.この時期のせいか、春という「卒業」「進学」「就職」などの人生の岐路に立つ時、新しく歩み始めるそれぞれに道の先に「希望」や「喜び」があることを願った作品にも感じますし、画家という夢を叶えた後藤先生から、これから自分の道を歩もうとする人たちへの温かな励ましを感じる作品にも見えてきます。. また、先生の初入選作品の「田園風景」や「風景」にも道が描かれています。何気ない風景でも、時の移ろいによって俄然居ずまいを変える風景を瞬間的にとらえた作品でありますが、私にはその道が描かれることによって、画家として歩み始める先生の覚悟を感じる作品でもあるのです。 このような感じ方をするようになったのはつい最近になります。同じ絵でも感じ方というのは見る側の時や体調によっても違ったりしますし、ある日ふっと気づくこともあります。何度でも何度でもいろんなことを語りかけてくれる後藤先生の作品に、いまでも魅了されつづけています。. 見方・感じ方というのは人それぞれ自由で良いのではと思いますので、皆さんが感じ入ったこと教えていただければ幸いです。...作品紹介『日本の四季』の最後に相応しい解説でしたね先生の心の中の風景に、ご自身を重ね合わせながら鑑賞して頂ければ新たな発見があるかもしれません。.作品解説シリーズ第1部『日本の四季』計4回にわたってお送り致しましたが如何でしたでしょうか次回からは『中国・ヨーロッパ』を特集予定です感想やご意見ご要望があればお気軽にコメントやメッセージをお願い致します.....#北海道 #富良野 #上富良野 #後藤純男 #後藤純男美術館 #日本画 #風景画 #日本画家 #日本画好きな人と繋がりたい #gotosumio #gotosumiomuseum #gotosumioartmuseum #hokkaidolove #北海道旅行 #hokkaido_lovers #作品紹介 #作品解説 #行く春大和 #春 #桜 #大和路 #首相官邸 #首相官邸4階大会議室

🎨美術館スタッフによる作品解説🎨
第1部『日本の四季』vol.4
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日本の四季をテーマにした解説ですが今回で最後になります
後藤先生を代表するテーマの1つである桜🌸
今の時期にもぴったりな春の絵をご紹介致します✨
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行く春大和
2002年(H14年) 116.7×161.7 cm
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美術館スタッフN🦜
今回紹介する春の作品は先日官邸に展示された「行く春大和」になります。
こちらの作品は先生が理想のお寺として描いたものですが、右手前の大きな枝垂れ桜が目に飛び込んでくる作品です。でも、よく見ると左手前から奥に向かってあぜ道のようなものがあります。
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後藤先生の作品では道が描かれているものがいくつかあり、個人的に「道シリーズ」と感じております。
 「道」というものを考えると人生や生き方の表現にもなっています。
東山魁夷先生の代表作にも「道」という生き方を考えさせられる作品があります。
 この作品での「道」を考えるなら皆さんはどう捉えられるでしょうか?
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この時期のせいか、春という「卒業」「進学」「就職」などの人生の岐路に立つ時、新しく歩み始めるそれぞれに道の先に「希望」や「喜び」があることを願った作品にも感じますし、画家という夢を叶えた後藤先生から、これから自分の道を歩もうとする人たちへの温かな励ましを感じる作品にも見えてきます。
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 また、先生の初入選作品の「田園風景」や「風景」にも道が描かれています。
何気ない風景でも、時の移ろいによって俄然居ずまいを変える風景を瞬間的にとらえた作品でありますが、私にはその道が描かれることによって、画家として歩み始める先生の覚悟を感じる作品でもあるのです。
 このような感じ方をするようになったのはつい最近になります。同じ絵でも感じ方というのは見る側の時や体調によっても違ったりしますし、ある日ふっと気づくこともあります。
何度でも何度でもいろんなことを語りかけてくれる後藤先生の作品に、いまでも魅了されつづけています。
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 見方・感じ方というのは人それぞれ自由で良いのではと思いますので、皆さんが感じ入ったこと教えていただければ幸いです。
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作品紹介『日本の四季』の最後に相応しい解説でしたね✨
先生の心の中の風景に、ご自身を重ね合わせながら鑑賞して頂ければ新たな発見があるかもしれません。
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作品解説シリーズ第1部『日本の四季』
計4回にわたってお送り致しましたが如何でしたでしょうか❓
次回からは『中国・ヨーロッパ』を特集予定です🐼

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